6伊吹山

滋賀の薬業史より〜伊吹山と薬草園

■ 伊吹山と薬草園

 伊吹山は滋賀・岐阜両県にまたがる1377mの滋賀県第一の高山で、古くは胆吹山(日本書紀)、伊服岐能山(古事記)、夷服山(帝王編年記)とも記される。大部分が石灰岩から成り、石灰岩中にフズリナの化石が大量に認められることでも有名である。

 伊吹山は自然の条件に恵まれ、植物の種類が多く、また古来から薬草の山として親しまれ、多くの歴史を有している。伊吹山が薬草の山として有名になったのは、信長がポルトガル宣教師に命じて伊吹山に薬草園を開かせたという話が伝えられているからである。(西洋から三千余種の薬草を移植したといわれる)

 
 

◇◆ 終了するときはこのページを閉じてください ◆◇